2001年 – 退社してフリーランスへ。

会社を辞めてフリーになり、これまで以上に全力で仕事をした。糸井重里さんの「キミなら大丈夫だよ」という言葉を思い出しながら。

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会社を退社する

(株)ビットウェイブ退社。5月31日、会社員として最後の仕事は、大阪ユニバーサル・スタジオ・ジャパンへの出張だった。このときはまだオープン前だった。

会社ではいつも怒ってばかりだったように思う。「もっといいモノが作りたい」という意識が一人空回りしていた。私の退社後間もなくして、会社は廃業したと聞いた。会社でお世話になった何人かとは、今もつながっている。とてもいい経験をさせていただいた。

フリーランスになる

杉並の自宅にて仕事を始める。フリーになったばかりだったので、仕事がなくなるのが怖いという思いもあったが、仕事は格段に楽しく、やりやすくなった。ただ、すべてにおいて自分で判断し、すべての責任を負うのはやはり怖かった。一人でやっていくことに不安が大きくて、どこかに就職して安心して暮らしたいという考えもあった。

ウェブ制作の中でも、オンラインショップの制作を一番得意としていて、つくっていて楽しい。ただ、この頃は「インターネットでモノを売る」のは、まだまだ敷居が高くて気軽に販売できるようなシステムは存在しなかった。

仕事を休むことに罪悪感を感じていて、日々猛烈に働いていた。誕生日を理由に韓国旅行し、仕事を休んだことにまた罪悪感を感じた。

糸井重里さんの言葉に背中を押される

アパレル系サイトの仕事で糸井重里さんに出会う。

「会社員になんてならない方がいい。自分が社長が絶対いい」
「キミなら大丈夫!」

初対面の私に糸井さんはなぜあんなにも力強い言葉をかけてくれたのだろう。そのときの言葉を時々思い出しては、励みにしてきたように思う。

アランジネットオンラインショップのシステム移行に着手する

会社を辞めて最初に取り組んだのは、「アランジネット」オンラインショップのシステム移行だった。大阪の株式会社パレードさんが、PCにソフトをインストールすることでオンラインショップの商品管理や受注管理をする「ホットケーキ」という商品を月額で販売していた。大阪の会社らしく「ホットなケーキをお約束します」という商品だった。パレードさんには、ここから長年大変お世話になった。この頃、大阪へは本当によく通った。

主な制作サイト

「アランジネット」
ウェブサイトの制作、運営(1998年〜)。
オンラインショップのシステムリニューアル。

■ファッションブランド「field/dream」

field/dream
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■(株)スナップ

snap
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■雑誌「web creators」創刊号、原稿執筆。その後書籍化。

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