
鹿島の祭頭祭は、古くから伝わる無形民俗文化財のお祭りです。五穀豊穣や天下泰平を願います。
鹿嶋市内の50余の地区から大体20〜25年に一度、祭りの当番が回ってきます。2025年3月に行われる祭頭祭の当番は「小山地区」です。いつも親しくさせてもらっている糸川先生から、この祭頭祭の名刺デザインのご依頼がありました。糸川先生は、郷土史研究や考古学の先生で、鹿嶋市文化財愛護協会の理事も務めていらっしゃいます。祭頭祭の区長さんなので、祭り前年の2024年から準備に大忙しです。
さて、伝統ある鹿島の祭頭祭ということで、江戸時代の祭りの様子を表したデザインにしました。この名刺を手にした方が、少しでもこのお祭りに興味を持ってもらえるように、会話のきっかけにもなればと思います。

この名刺を見ると、江戸時代の祭頭祭は男性のお祭りだったことがわかります。昭和40年代までは男性しか参加できなかった祭頭祭も、時代が変わって現在では女性や子どもも参加できるお祭りとなりました。
また、昔は「昼」「夜」の2回行われていましたが、現在は「昼」のみのお祭りです。表裏両面のイラストがひと続きになっており、壮大な祭りの様子を表現しています。
名刺デザイン:片面 5,500円〜 / 両面 8,800円〜
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