デュアルSIMを使う機会が増えてきたので、その覚え書き。
SIMカードを追加で新規契約する
キャットシッター マーブルを開業した際に、新たに電話番号を持つことにした。いつも利用しているIIJmioの格安SIMを1枚追加契約し、まずは音声SIMの2GBで様子をみる。ファミリーシェアプランの設定をしているので、データ容量が足りなくなったら、自分のメインSIMからデータを分け合えばいい。

眠っていたiPhone 6s plusを復活させる
新しいSIMカードが届いたので、早速眠っていたiPhone 6s plusを復活させた。ところが、さすがにiPhone 6sは古すぎたようで、利用できるiOSは15まで。最新のiOS 18には対応していなかった。電話としては十分機能するが、この古いOSが原因で、メモアプリも同期が取れないし、LINEなど数々のアプリもアップデートできず使えなかった。これはさすがに不便。
さて、どうしよう。
メインで使用中のiPhoneにSIMを2枚入れてみる
普段メインで使用中のiPhoneは最新iOSで、デュアルSIM対応機種なので、このiPhoneにSIMカードを2枚入れて使うことにした。早速SIMトレイに2枚入れようとしたところで重大なことに気付いた。
日本で販売されているiPhoneは、物理SIMを2枚使用してデュアルSIMを利用することはできない!
物理SIMを2枚使用できるのは、中国・香港・マカオで販売されている一部のモデルのみ。つまり、物理SIMが1枚とeSIMが1枚、合計2枚で使用することは可能ということだ。ならば、今回追加契約したSIMカードをeSIMに交換してもらおう。
物理SIMをeSIMに交換する
SIM交換は通常2200円の手数料がかかるが、長期利用特典「mio超特」で無料だった。IIJを10年近く使っていてよかった。


eSIMをオンにして利用を開始する
深夜にSIM交換の手続きをして、起きたときにはeSIM開通のメールが届いていた。古いiPhone 6sにはまだ物理SIMが入ったままだったが、圏外になっている。そして、普段使っているiPhoneの「設定>モバイル通信」に通知がきていた。
主回線同様、eSIMを「オン」にして、「猫シッター」とSIMに名前をつけた。これで着信があったときは「主」「猫」のどちらかで表示される。ちなみに一番下に表示されている「SIMなし」というのは、以前ソウルに行ったときに3日間だけ使ったeSIMだ。
2つの電話回線が使えるようになったので、電波マークがびっくりマークのようになっている。これは上が主回線の電波、下が副回線の電波状態を表している。

回線ごとに着信音を設定する
「設定>サウンドと触覚>着信音」から、回線ごとに着信音を設定する。これでどちらの回線宛ての電話か音で聞き分けることができる。

デュアルSIMのデメリット
- バッテリーの減りが若干早い。
- LINEのアカウントが2つ使えない。1つだけ。
LINEに関しては、キャットシッターでもアカウントを作りたかったが、LINE公式アカウントを作成することで解決した。
海外でデュアルSIMを使用する
以前、海外に行く前にWIFIルーターをレンタルしていた。その後は出発前に滞在国のSIMカードをあらかじめネットで買い、現地に到着するとSIMカードを差し替えて使うようになった。現地でSIMカードを買って差し替えることもあったので、いつもSIMピンを持ち歩いていた。
最近はeSIM一択。eSIMは物理SIMの差し替えがなく、QRコードを読み込むだけでiphoneの「設定>モバイル通信」にSIMが追加される。滞在国に到着してeSIMを「オン」にするだけで開通するという手軽さ。

出国前にQRコードを読み込むと「アクティベート中」の表示になる。韓国の通信会社「SK Telecom」は日本では受信しないので、この状態のまま出国する。

韓国到着後、「設定>モバイル通信」から追加したeSIMを「オン」に変更。自動的に「SK Telecom」につながるので、空港からネットが使える。日本の主回線は切っておく。
例えば、韓国3日間使い放題のeSIMを楽天お買い物マラソンの期間中に購入し、1日の通信費約400円程度という感じで使っている。
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