マーブル有限会社は2004年設立で、その前に会社を辞めて個人事業主だった期間がある。退社したときに真っ先に手続きしておくべきだったのが、この小規模企業共済という「経営者の退職制度」だ。

自営業者は退職金がないので、貯金のつもりで毎月積み立てておくとそれが節税になるという、やらないと損するほどお得な制度。毎月の掛金が「小規模企業共済等掛金控除」として、全額控除になる。つまり、所得税と住民税が控除されるので、節税効果が高いのだ。

小規模企業共済の加入条件があるので、該当する方にはぜひお勧めしたい。経営者だけでなく、個人事業主でも加入対象だ。掛金納付月数が240ヶ月(20年)未満で解約すると元本割れするという話があるが、よくよく調べてみると、任意解約でなければ、3年でも5年でも掛金は元本割れすることなく全額戻ってくる。

プロスポーツ選手も個人事業主なので、加入可能。セカンドキャリアを迎えて会社員になった場合は廃業届を出して共済金を受け取ることができるし、なんといっても掛金全額控除による節税効果が極めて大きい。例えば、毎月満額の7万円を選手時代に10年間積み立てた場合、課税所得が500万として試算すると、毎年の節税効果は255,600 円になる。今すぐ加入してほしい。

小規模企業共済の加入シミュレーション

2018年1月から20年間、毎月1万円を積み立てたと仮定してシミュレーションをしてみる。

2018年1月〜2037年12月までの20年間(240ヶ月)
掛金月額 10,000円×240ヶ月=240万円

20年以降に事業廃止して共済金Aを受け取る。もしくは、老齢給付として共済金Bを受け取る。いずれにしても、掛金240万円以上の共済金が受け取れる。さらに、毎年の掛金12万円は控除される。やらない理由がない。

【参考】小規模企業共済の加入シミュレーション

掛金について

掛金は1,000円から7万円までの範囲内(500円単位)で自由に選択できる。掛金は毎月の引き落としの他、半年払い、年払いも選択可能。詳しくは小規模企業共済のサイトをご確認ください。

ちなみに私はウェブサイトから資料請求して、加入申込書を鹿嶋市商工会議所に持参して手続きした。掛金の自動引き落とし先の銀行は、中小機構が業務委託契約を結んでいる金融機関でなくてはならず、最初に記入した銀行は対象外だった。次に記入した銀行は会社名義の口座で、これも個人名義じゃなかったので書き直し。三回目でようやく申し込みが完了した。

【参考】小規模企業共済(加入をご検討の方)

・加入資格
・加入手続き

控除の手続き

11月〜2月頃、「小規模企業共済掛金払込証明書」が郵送されてくる。これを年末調整もしくは確定申告の際に添付する。

用紙の右下に記入して申告する。

【参考】平成29年「小規模企業共済掛金払込証明書」のご案内

 

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