横山光昭さんのベストセラー「はじめての人のための3000円投資生活」を近所の本屋さんで購入したのが投資のきっかけだった。それまで投資のイメージはこうだった。

「投資は博打」
「投資でラクして儲ける人の気が知れない」
「投資はお金持ちがやるもの」
「投資はいかがわしい」

この本をレジに持って行くのもちょっと恥ずかしく思ったほど、投資に対して拒否反応を持っていた。ただ、NISAや確定拠出年金(iDeCo)はなにやらお得な制度らしい。ちょっとやってみたい。でも、どこから手をつけたらいいのだろうという思いもあって、この本を手に取ってみたのだ。

投資を始めてみると、「お金は銀行に預けるもの」というこれまでの概念が呆気なく崩れていく。お金は寝かせるものではなく、働いてもらうものだと知った。

2017年2月に初めて証券会社に口座を開設した。ただ、何を買ったらいいのかわからない。ど素人なので、本に書いてある「世界経済インデックスファンド」という投資信託のファンドを積立で購入した。投資というものがどういうものか、毎月3000円ずつ積み立てて様子を見てみる。銀行の預金と違って、元本割れのリスクがあるから「減ったらどうしよう」という気持ちが投資の第一歩をだいぶ遅らせたけど、少額でも自分が投資したお金が世界のどこかで生かされている感覚は、なんだかすごく楽しい扉を開いてしまったような気分だった。

投資、楽しい!

日本の日経平均株価が気になりだした。世界の出来事にも目を向けるようになった。もしかして投資というのは、世の中を読むことなのではないか。情報の見方が急に変わって見えてきた。FPを勉強する中で「複利」を学んだことも大きかった。分配金の受取を「再投資」して、複利効果でより増やす。そのためには、投資を「続けること」が大事だということも知った。

7月頃、積立とは別に外国株式のインデックスファンドに20万円投資すると、年末には+10.36%増えた。国内株式のインデックスファンドを20万円分投資したところ、こちらは+14.79%増えた。こんなふうにどんどん増えるものではない。これから減ることもあるだろうけど、投資というものがこうして少しずつ掴めていったように思う。

たとえば、銀行に100万円を預けた場合、金利0.001%の超低金利なので、1年で利息はたったの10円。そこから税金を引かれて9円しか増えない。0.001%の銀行と、リスクは負っても投資することで運用のリターンを得るのとでは、私は断然後者を選ぶ。

そう考えると、鹿嶋市に購入した土地の資金も銀行に寝かせておくことなく、投資で運用しておけばよかったなと思う。とはいえ、あの頃は投資にまったく興味もなかったし、身近に投資について教えてくれる人がいても、リスクを恐れてやらなかったと思う。この年齢になったことや固定資産を持ったこと、年金に期待が持てないこと、老後一人で暮らしていくための準備も含めて、ようやく投資をしようという気になったのだと思う。

「投資」の扉を開けてしまった。投資は最低100円から誰にだってできる。もっと早く始めたかった!

 

投資のきっかけになった本。

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